ご家族の中で薪ストーブの暖かさを一番楽しんでいるのは、もしかすると愛犬のミニチュアダックスフントなのかもしれません。火が入ると、それまで人にぴったりくっついていても、ちょこちょこと短い足で移動して薪ストーブの前へ。間もなく気持ちよさそうに寝始めるんだそうです。そんな姿に癒されるというSさん。
もともとキャンプを楽しむアウトドア派で、薪ストーブの炎の前でたたずんでいると、野外で心を開放したときのような気分が蘇ってくるとか。繁忙な毎日の繰り返しだからこそ、単に暖房という機能にとどまらず大切な存在となっています。
ご近所の方が「ちょうどいいのがあったよ」と小枝を持って来てくれると、いつしか薪ストーブ談義に花が咲くこともあるそうです。
ゴルフ場から切り出した木がもらえるので、毎年6月くらいから薪割りを始めますが、さすがにまだ子どもが小さいので斧で薪を割るのは僕だけです。それでも木を手渡したり、割れた木を運んだりと、薪づくりは家族総出の作業。結束して臨みます。薪割りはいつもは使わない筋肉を使うせいか、筋肉痛になってしまうこともありますが、時々は体にカツを入れないと。
(Sさん談)