マリアさまの目と呼ばれるイタリアのツユクサ、
どんなに冬が寒かったとしてもそれを乗り越えて春に咲く、
これが水色の塊まりとなって見える景色は清らかな気持ちにしてくれます。
ラッパ水仙も花を開きましたよ。
愛好家にはたまらない年代物のバイクを売っているお店の経営者は
「今年の冬は本当に寒かったからね~、うちは全くダメだったよ。
いい天気が続いてもう少しあったかくなってきたら皆、動き出すからね。」とのこと。
冬は降水量が非常に少なかったのですが、このところ雨降りが続きます。
雨が降ると残念ながら郵便配達屋さんはやって来きません。
小雨だとやっとこやって来る郵便屋さんもいますが、ほとんどはそうではありません。
逆にいい天気になると、みなこぞって動き出すのがイタリア流?!
と言っても大げさではないかもしれません。
ちょっと太陽が顔を出した数時間は我が家の前を歩いて通って行く人の数が増えます。
そうです、皆お日様を狙ってウォーキングへ出かけるのです。
先日日本のあるコラムで、
「お母さん達が運動会を見に行っても子供達は自分の母親を見分けることが出来ない。
日差しをカットするために皆、顔や腕、足を隠してしまうために、見分けがつかなくなるからだ。
と書いてあるのを見ました。
確かに、紫外線は女性の大敵といいますが、こちらの女性(男性も)は
「毎日15分、顔と素手に太陽の光を直接浴びるのがいいんですって!
カルシウム補給にいいのよ~。」といいます。
カルシウム補給といえば、こちらではパルミジャーノチーズも良いと言われて
魚よりもこのチーズを食べるのを好まれます。
それとヨーグルトや牛乳!
多くの人は朝食にエスプレッソコーヒーと温めた牛乳を混ぜてカフェラッテとして飲みます。
(皆さ~ん、朝食をきちんととっていますか?)
日本で知られたあの粉チーズタイプです。
でもこちらでは卸したものが包状になって販売されているタイプではなく、塊で売っています。
チーズ専門店ではお客様が欲しい分だけ買い求めることが出来、
特に北イタリアではチーズやバターを使った料理が多いのです。
「日本人って何にでもマヨネーズかけるんでしょ?」等と聞かれたことがあります(笑)。
確かにそういう日本人もいますが、皆そうだとは限りませんよねっ。その逆もある訳です。
パスタ、リゾットそれに必ずといっていい程卸しチーズをかける人も結構います。
レストランやトラットリアへ行くと、テーブルにはカメリエーレさんが卸チーズを必ず運んできます。
さてと3月8日は女性の日!
大好きなおばあちゃん、いつも働きっぱなしのお母さん、愛する奥さま、大切な女友達、
それぞれに感謝の気持ちを伝えてみてくださいね。
ホワホワっとして黄色いミモザがこのお祝いのシンボルの花です。
食いしん坊さんにはこれなどいかがでしょうか。
ミモザの花に見立てたプチケーキです。
スポンジケーキを使ってサイコロ状に小さくカットしてトッピングしました。
勿論、市販のものだっていいじゃありませんか。
カステラとか使ったりして。
素直に気持ちを表すのはとてもいいことです。