日光浴大好きのご近所のミケーラさんもさすがにマイッタ!!と言っています。
こちらもだいぶ暑くなってきました。
人間は勝手なもので、寒い日が続くと早く夏が来ないかな海へ行きたいな~と願い、
こうもカ—っと暑くなると涼しいのがいいね等とボヤいたり、
極端に暑いのは苦手だけれど、夏はスイカやメロンが美味しいので
それを冷たくひやしてエアコンのスイッチを入れずに食べる!
なんだか我慢大会みたいだな(笑)。
ウォーキングで通る道の脇にあるとうもろこし畑、今年は随分と大きくなっています。
これがいい日影を作ってくれるのです。
その前を通ると少し冷やっとして気持ちいい。
日本と同じようにイタリアにも四季があって果物も同じような種類の物が市場に出回ります。
日本と違うのはちょっといびつなものでも八百屋さんで売られていること、結構多いです。
その季節に100%背を向けずにちょっとした工夫と知恵で
その季節に寄りそうそんな暮らしを心がけたいものです。
7月に入ってなおのこと、車の通行量が少なくなってきました。
バカンスに出かけた人達もいるんだなと、いつもとは違う町の様子でも季節を感じるものです。
サルデーニャ/SARDEGNAにバカンスに行っている友人から思いがけず絵葉書が届きました。
地元特産のコルク素材の葉書です。
便利になり過ぎた世の中ですが、やっぱりこうして絵葉書や手紙を
いただくというのは本当に嬉しいものです。
夏になると昔テレビで流れていた
♪夏の元気なご、あ、い、さ、つ、、、♪
というコマーシャルソングが一日中頭の中をグルグルと回転することがあります。
日本はお中元の季節ですね。
イタリアには日本のようなお中元の習慣はありません。
ちょっと余談になりますが、友人宅に食事に招待された時、
この季節なら色んな種類のジェラートを手土産に持って行くのはよくあることです。
ところで、いつかザリーナを贈りたいなとひそかに思っている方々がいます。
一人目は料理家の栗原はるみさん、日本の美味しい家庭料理が食べたくなった時、
いつもお世話になっているシンプルで美味しいはるみさんのレシピ本はいつもキッチンに。
イタリア語版でこれが結構売れたらしいです。
はるみさんはブルーがお好きというとこで、
そういえば昔お世話になった、今は素敵なシャツ屋さんのご主人をなさっている
お洒落なあの方にもこの色でしたっけ?
そしてもうおひと方は三鷹の森ジブリ美術館の館主 宮崎 駿さん、そう宮崎監督です。
監督引退後もきっとご活躍なさっていらっしゃるのでしょうね。
数年前に帰国した時かねてからの念願だったジブリの森美術館におじゃまして参りました。
映画が生まれるまでの工程を再現した各部屋があり
その中で監督の作業場とされていた部屋が復元されたそこに赤いマグカップがあったのです。
素敵な形をした薪ストーヴの上にちょこんとのったマグカップ、あれが忘れられないのです。
そんなことから宮崎氏には赤いザリーナを。
贈る方の趣味や好きなものを思い浮かべながらプレゼントを贈るというのはこれまた楽しいものです。
その人が喜ぶ顔を想像しながらだとなおさらです。
私たちの生活に潤いを与えてくださるお二人に、いつか是非ザリーナを贈りたいと思います。