エミリー・ヒラリーのルポ | Dutchwest Japan / ダッチウエストジャパン

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エミリー・ヒラリー・るりこのルポ


Reportage


るりこさんのイタリア便り

わたなべ るりこ
るりこ
ZARINAイタリア駐在スタッフ
イタリア各地を訪れたり、ZARINAで淹れた
エスプレッソで作るお菓子のレシピをご紹介します。
  1. コピーじゃない

    2017年8月29日るりこさんのItaly便り

    新婚旅行で初めて日本を訪れたあのお二人は、無事帰国の途に着いたようです。

    オープンしたばかりの「ガンダムベース東京」にギリギリセーフで行くことが出来て、

    ガンプラもゲットしたようで、こちらも胸をなでおろしております。

    この新婚さんが広島に滞在中の時、日本語で書かれたメニューの写真が送られて来て

    “SOS” を求められました。

    もし一緒なら、コテコテの居酒屋にお連れしたい所ですが、

    どうやら二人は洋食屋さんに辿り着いた様子。

    それでもメニューには枝豆や鶏の唐揚げという

    ビールに欠かせない定番のものがありましたので、それをお奨めしておきました。

    初めての日の出いずる国への旅行はいかがなものだったのか、興味津津であります。

    こちらイタリアはと言いますと、とうもろこし畑は刈り取りがほぼ終わって、

    道路に大きな影を作っていたそこをそよっと風が吹きます。

    季節の変わり目を感じるけれども、日中はまだまだ暑いです。

    今年の夏も屋外イベントが各地で開かれましたが、夏の定番はと言うとコンサート、

    しかも予定もしていなかったビックリ仕掛けがたまにあるので、

    それがまた嬉しいものです。

    屋外レストランが2ヵ月にも渡ってオープンしているとある町のイベント、

    マッシモの友人に奨められちょっくら出掛けてきました。

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    町の中心となる教会前の広場にはいわゆるイタリアンなビアホールスタイルの

    木製のテーブルと椅子がズラっと並べられ、

    5、6店舗のレストランがテントを張ってそこで営業します。

    メニューがレジの前に掲示され、そこで会計を済ませたら、

    自分の番号が呼ばれるまで待つのです。

    肉中心のレストラン、魚中心のレストラン、ピザもあります。

    テーブルは何処に座ってもオッケー!その晩食べたものはこちら。

    1962.JPG

    その夜は、思ってもいないサプライズがありました。

    食事を済ませた後ブラリと歩いていたら、コンサートの準備をしているではありませんか!

    「ちょっと様子を見てみようよ。」と、またまたこちらもテント営業のバールでモヒートを買って

    1963.JPG

    マッタリと飲んでいたら、もうすぐ始まりそうな気配。

    時計は午後9時半を回っています。

    私達は、いや誰もコンサートチケットは持っていません。

    誰もがその屋外コンサートを楽しめるのです。

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    いつもは町の人達が通る普通の道路と広場が交差する場所、

    そこで本格的なライトと共に、お腹にグッと響く力強いドラムの音で、演奏が始まりました。

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    U2のコピーバンドです。

    「えっ?!コピーバンド?!」などと、ちょっとうわの空で反応しちゃあいけません。

    バンド名は “Velvet Dress” 。

    コピーバンドと言うとどうも軽々しく聞こえるけれど、そうじゃない!

    マッシモに言わせると歌い方も仕草もまるでボーカルのボノと瓜二つだそうです。

    1966.JPG 1967.JPG

    このバンドは皆イタリア人、ボーカルのレオナルド氏は2015年のトリノのU2のコンサートで、

    何と「本物」のボーカル、ボノ氏と一緒にステージに上がって歌ったそうです。

    その時の映像はこちら;

    www.youtube.com/watch?v=O9QyYgXPBww

    こういうスタイルのコンサートはイタリアの夏の夜には欠かせない

    一つの定番メニューのようなもので、

    機材も本格的なもの、いや本物!コンサートスタッフは

    皆お揃いのTシャツを身にまといこれが結構皆さん楽しそうに働いています。

    で、我々観客はというと、始終スタンディングですが、これが疲れ知らず。

    みなノリノリで手拍子したりリズムに合わせて踊ったりと屋外ならではの雰囲気。

    小っちゃい子ども達はこんな様子。

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    1969.JPG

    このバンドのボーカル、レオナルドさんやバンドメンバー、彼らの歌と演奏からは

    音楽に対する愛情と敬意が熱意が伝わってきて、力を貰ったような

    夏のまさに “熱い夜”でした。

    それにしても、しっくりと当てはまる言葉が見つからないなぁ、、、

    コピーバンドじゃなくて、何と言えばいいのだろうか。

    アンコール曲が終わった後は午前0時を過ぎていました。ZARINA


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