エミリー・ヒラリーのルポ | Dutchwest Japan / ダッチウエストジャパン

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エミリー・ヒラリー・るりこさんのルポ


Reportage


るりこさんのイタリア便り

るりこ
るりこさん
ZARINAイタリア駐在スタッフ
イタリア各地を訪れたり、ZARINAで淹れた
エスプレッソで作るお菓子のレシピをご紹介します。
  1. そうそう、クリスマスには、、、

    2014年11月28日るりこさんのItaly便り

     

    リーゾそしてソッリーゾ

    そうそう、クリスマス、、、

     

     

     

     

     

     

    テラスから見える遠くの山々にも雪が降りました。
    日中、お日様にあたるとポカポカ気持ちのいい11月ですが、
    やっぱり空気はキーンと冷えています。鼻の頭が冷たい!
    勿論人にもよりますが、一般的にイタリア人は年末だからと言って
    大掃除たるものには興味を示しません。
    クリスマスだから、、、という訳で大掃除をする訳でもありません。
    普段からよく、ピカピカに家中を磨くためでしょうか?
    因みにイタリア人女性には、掃除用の洗剤は香りが強いものが好まれます。
    一般の家庭でも、公共の場でも「ここ、お掃除しましたよ~」と言わんばかりに、
    掃除用洗剤の香りがプンプン漂ってきます。

    11月もあとわずかでおしまい、いよいよクリスマスの準備も本格的になってきました。
    白いクリスマスツリーは、やわらかな電燈に照らされてほっこり優しい気持ちにしてくれます。

    No.99 1

    パンを入れてくれるパン屋さんの袋はクリスマスバージョンになりました。

    No.99 2

    お菓子屋さんのレジには
    「今年のクリスマスは、クラシックなパネットーネからマロングラッセ入りのものまで、
    各種取り揃えております。また、トッローネは、、、」
    等と、予約を受けつけるちらしが置いてあります。
    小学校の庭には手作りの大きな赤いリボンと「Buon Natale(=メリークリスマス)」と
    書かれたメッセージが掲げられ、そこではサンタクロースの帽子をかぶった子供達による、
    クリスマスにちなんだ歌の発表会が開催されます。

    No.99 3

    その後はパネットーネやホットチョコレートを来てくれたママやパパ、
    おばあちゃん、おじいちゃんに振る舞います。
    パネットーネは、イタリアのクリスマスには欠かせない、ミラノ生まれの干し葡萄や
    砂糖漬けの果物が中に入った随分と高さのある焼き菓子。
    25日の大昼食会の締めくくりとして、またこの時期の朝食、おやつにも頻繁に登場します。
    干し葡萄が苦手な人はヴェローナ生まれのパンドーロを。
    こちらはその名の通り、カットすると金色とも言えるくらい
    とってもきれいな黄色をしたフワッフワの焼き菓子。
    誰もが闇つきになるそれこそ “誘惑”の美味しさです。

    No.99 4

    歌と言えば、イヴが差し迫った週末、街の中ではこんな光景も良く見られます。
    有志の若者グループによって町内のお店を廻ってギターに合わせて
    クリスマスソングを歌い、寄付を集い、それは恵まれない人達に贈られます。

    No.99 5

    これがね、上手なんですよっ皆さん。
    そこに居合わせた人もリズムに合わせて歌ったり、クリスマス気分を
    一気に盛り上げてくれます。

    そうそうこれも欠かせません、アッヴェントカレンダー!

    No.99 6

    12月1日からクリスマスイヴまで毎日その日の数字の所を開けて行くカレンダー、
    ラテン語が起源で、そもそもの意味は「やって来た」を意味します。
    生まれはドイツですが、ここイタリアでもこの季節になると
    玩具屋さん、文房具屋さん、お菓子屋さん等で売られます。
    色やデザインも色々あって飾ってあるのを見るだけでもワクワクしてきます。
    今年はリータちゃんから早々にアッヴェントカレンダーを。
    大きさは可愛い絵はがきサイズ、エンゼルの形をしたクッキーの型抜きと
    チョコレート、そしてアッヴェントカレンダーをセットで
    「はい、これクリスマスのほんの気持ちね。」
    と頂きました。
    彼女の贈り物にはいつも心がこもっています。
    、、、そうそう、夫婦や家族、恋人の間でプレゼント交換をするのも一つの伝統です。
    趣味に合った小物、キッチンの壁の色に合わせたキッチングッズ、
    冬物のコートとコーディネートしたマフラー等々、その人の事を思い出し、
    一人一人に一つ一つ選んでいくのも楽しみの一つです。
    受け取ったプレゼントはイヴの日まで、はやる心をおさえてツリーの下に置いて、
    25日にそれを開けるのです。
    クッキーの型抜きと言えば、今年4歳になったトンマーゾ君、
    この時期になると私の顔を見ては、「コッティ、コッティ」とついて来ます。
    初めはママの通訳が必要だったのですが、
    あとで「ビスコッティ(=イタリア語でビスケットの意味) 」とわかり大笑い。
    このチビちゃんがまだ2歳だった頃、シナモンやカルダモン等、
    スパイスの効いたジンジャークッキーを焼いて持って行ったのですが、
    しっかりとスパイスが効いていたので、まだ小さいトンマーゾ君は
    食べられないだろうなあ~と思っていたところ、
    それがとんでもない!パクパクモグモグ、さすが食いしん坊のパパを持つボクチャン、
    今では彼の中のクリスマスの風物詩になったのです。
    薄い生地なので焼くのが結構大変なんですけど、彼にリクエストされちゃあ、
    大和魂が黙ってはいません。
    今年もせっせとやりましょ。

    No.99 7

    クリスマスは誰でも、何でも、主人公になる不思議なマジックのよう。

    この季節はどんなに忙しくてもそれを楽しまなければ損々!

    そうそう、ツリーも準備しなきゃ;;;

     

    ZARINA

  2. リーゾそしてソッリーゾ

    2014年11月20日るりこさんのItaly便り
    リーゾそしてソッリーゾ

    リーゾそしてソッリーゾ

    秋の色の七変化、青空に映えてきれいです。

    No.981

     

    先月、日本の新米をいただきました。
    重いのに日本からわざわざ持って来て下さって、本当にあり難いお話です。
    透き通っていて小粒で繊細な外観がその名にピッタリその名もつや姫、
    小粒な外観がまるでお姫様の様です。

    No.982

     

    イタリアに居ながら日本の新米を頂けるとは何とも贅沢です。
    早速、ビアンコ/biancoで頂きました。
    ビアンコとはそもそも白という意味で、その名の通り、
    調理したご飯を何も加えずに食べることを意味します。
    普通ビアンコを作るには、沸騰したお湯に塩を入れて茹でるのですが、
    我が家では厚手のフッ素加工の小鍋で蓋をして炊きます。
    栄養も逃がさず、炊飯ジャーが無くても美味しくご飯が出来るのです。
    何度か繰り返し、初めてまあまあの炊き具合いに出来た何年か前、
    「フフッ、外国に暮らすというのは時にはサバイバルだな、、、」等と
    一人で笑ったのを、ビアンコを作る度に思い出します。
    でも通常、イタリアではビアンコは体調の悪い時に食べるそう、、、
    日本でお粥を食べる感覚です。
    体調は良くても、食事の支度をサボる時はこれ!
    マッシモはオリーブオイルとパルミッジャーノチーズをかけて、
    またバターと醤油の組み合わせもお気に入り。
    私は梅干しエキス(自然食品の店で売っています)と煎り胡麻をかけて、
    そして極めつけは焼き海苔をカットして、箸でくるんで食べます。
    月に2度は無性にこれが食べたくなります。

    No.984

     

    リゾット、サラダ、コロッケ、スープ、タルト、プリン、ソース、
    お米でできるイタリア料理の数々。
    特にロンバルディア州とピエモンテ州を中心に米が栽培されています。
    イタリアでは普通、米は1キロ単位、箱で販売され、外箱には、
    セミフィーネ、スーペルフィーネ、コムーネなど表示してあり、
    真空パックの状態で箱に入っています。

    料理の種類によって使い分けるのです。
    お値段も色々ですが、スーパーでは1キロ当たり、
    1ユーロ80セントから3ユーロぐらいで売られています。
    写真におさめたのはスーパーで買ったもの、
    マッシモのお母さんが米の収獲祭で買ってきてくれたもの等、
    そうそう、寿司ブームがまだまだ健在のイタリアでは
    寿司用と表示された米も売られています。
    リゾット用の米は日本のものと比べると、
    随分丸々としていて乳白色をしています。

    No.983

     

    寒くなるとリゾットが頻繁に食卓にのるようになります。
    かぼちゃ、ラディッキオが季節のリゾット。
    他にもグリンピースとプロシュートコット、海の幸、
    サフランを入れた鮮やかな色が特徴のミラネーゼ、
    リゾットの種類も多彩です。
    体の芯まで温まって幸せ気分で近づいてくるクリスマスの準備でもしましょう。

     

    さてさて、お待ちかねの久しぶりの簡単イタリア語講座です。
    米はイタリア語でリーゾ/riso。
    ソッリーゾ/sorrisoは微笑み(発音が似ているところで表記してみました) という意味。
    ちなみに日本語の「どんな?」を、イタリア語では「コーメ?」と言います。
    米(リーゾ)を食べて笑顔(ソッリーゾ) 満点!

    ZARINA

  3. Crema al caffè /クレーマ アル カッフェー

    2014年11月10日るりこさんのItaly便り
    Crema al caffè/クレーマ アル カッフェー

    Crema al caffè/クレーマ アル カッフェー

    いつものことながら、冬時間に変わった後の1週間は、必ず日中眠くてしょうがありません。
    人間の体って正直で神秘的です。1週間経つといつもと同じ体調に戻るのです。
    、、、ほぼ?
    散歩コースの木々の色も黄色や蜜柑色、赤色のグラデーションがとてもきれいです。
    イタリアにも日本と同じ様に四季があります。
    寒いのは苦手ですが、やっぱりいいですね、季節の移り変わりを楽しめると言うのは、、、。
    町のお店ではちらほら、クリスマス商品を店頭に並べたり、イルミネーションを飾ったりするところも出てきました。
    ちょっと早すぎるような気もしますが、ウキウキしてきます。

    焼き栗の屋台も何かにつけては、頻繁に登場する季節、我が家でも焼き栗用のあのぼろっちい、
    いや、年代物のフライパンを出して来て、秋の夜長は新酒、ノヴェッロと一緒に 焼き栗を楽しもうと思います。

    シャツ屋さんのブログによりますと、日本ではなんとイタリア栗のクリーミーモンブラン味の
    アイスキャンディーが売られているそうで、またまたおみそれいたしました。
    しかしここはイタリア、、、しっかりとアナログスタイルを提唱し続けるわたくしといたしましては、
    ご家庭でできる焼き栗の作り方を是非皆さんにお試しいただきたいものと思っております。

    いつも食べ物の話ばかりで恐縮ですが、今はカボチャがおいしいのでわが家ではよくリゾットにします。
    皮は捨てないのでレストランのに比べると色は随分と黄土色に仕上がります。
    栄養満点です。
    よく私の父は、どの食べ物でも皮の部分は一番栄養があって旨いんだと言っては、
    私が残した食べ物の皮の部分を食べてくれましたっけ、、、。
    今朝買ったカボチャの生産者は何と85歳だそうで、もう70年以上もカボチャの生産を続けているとか、
    こういう情報に弱いんですよ、2倍も美味しく感じます。
    この方とはもちろんお会いしたことはありませんが、
    「精魂込めて作りました」とカボチャが訴えているような気がしてきます。
    青空市場のマヌエラさん、今朝はね、ピエモンテ産のnashiがあるのよ、ちょっと食べたことある?!
    nashiって、日本の梨?ピエモンテ産?梨がイタリアにやってきてもう50年も経つそうです。
    いやはや恐れ入りました。
    まだまだ知らないことがたくさんあります。
    梨は日本にしか存在しない果物かと思っていました。
    日本のものに比べると水分は少なめに感じますが、味はやっぱり和製梨の味。

    先日、エスプレッソコーヒー味のクリーム(Crema al caffè) を作ってみました。

    ricetta crema al caffè No.97

    冷蔵庫で3、4日保存ができます。
    おしゃれなグラスに入れて冷たいデザートとして、薪ストーブにあたりながら楽しむのも良し、
    ホットケーキに添えたり、トーストしたパンにジャム感覚でぬって、、、と色々重宝する
    美味しくて万能なエスプレッソコーヒークリーム。
    ラム酒の替りに他のリキュール、牛乳の替りに生クリームで濃厚に、とアレンジも出来ます。
    これを食べながら、クリスマスの計画をたてるのもいいかもしれません。
    そうそう、自宅に招くのが好きなイタリア人の様に、ホームパーティーを計画している方は、
    是非メニューに加えてみてください。

     

    ZARINA


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