2015年5月1日午前10時、ミラノ博が開幕しました!!
その前日はテレビで記念番組を特集していて、アンドレアボチェッリが
「Nessun dorma/ネッスンドルマ」を歌った時は、
2006年にトリノオリンピックで、荒川静香さんが、金メダルをとった時の、
イナバウワーのシーンが甦って来て、胸が熱くなりました。
あの感動シーンは、ずっと心の中に残っています。
いつもは、観光客で賑わうミラノのドゥオーモ広場が背景の舞台となって、
広場には観客席が設けられ、ライティングされたそこは、とても幻想的。
感動して、気がつけば、手にはカメラを持っていました、テレビの前でパシャリ!
開幕当日は、お昼の12時から開幕式典が、こちらもテレビで生で放映されて、
オリンピックの入場行進さながら、145ヶ国の参加国の国旗が若者によって掲げられ、
もちろん、あのアクロバット飛行部隊による、フレッチェトリコローリ/イタリア国旗カラーの飛行機雲が空に描かれ、
国歌斉唱は、アルピーニと子供達の二つのグループによる大合唱。
アルピーニとは、元々は高い所を意味する言葉で、地図を見ると○○アルピーニ等と、
山脈を表わすのにも使われる言葉ですが、昔々戦争に立ち向かっていった山岳連隊を、意味しています。
現在では各々の地方のアルピーニが様々な活動をしていますが、合唱隊が存在するのも事実、
皆さん中々、喉がよくていらっしゃる!
アルピーニの太くて力強い、そして温かい声と、子供達の甘くて可愛い声の大合唱の
イタリア国歌に、レンツィ総理の奥さまも感動して涙していらっしゃいました。
地元でも、バールに行くと受け皿にのっかってくる砂糖にも、エキスポの文字が書かれています。
いい季節になりましたね~、目に青葉、、、鰹が食べたくなる季節です。
こちらはホワイトアスパラガスの旬が真っ盛り!
沢山出回っている今のうちに、どんどん食べたいものです。
ご近所では、庭垣の剪定をする、電動ばさみの音が、あちらこちらから聞こえてきます。
先日、我が家の竹の鉢植えの植え替えをしました。
狭いとは言え、やっぱりテラスに緑があると、それだけでリラックスします。
成長が早いので2年に1度の大仕事!「えっ?イタリアで竹?」と思いでしょうが、
イタリア×日本の融合とでも言いましょうか、和モダンなテラスになって、
これが中々いい感じなのです。
元々は、ソニア伯母さん宅から頂戴してきた、背丈の低いタイプの竹、
“伯母さん、元気かな~” なんて思いながら作業していたら、
その数日後、伯母さんから庭に咲いた鈴蘭をいただきました、以心伝心!!
野生のそれはと~ってもいい香りで、それだけで気持ちが豊かになります。
余り覚えていないけれど、野生の鈴蘭をいただくなんて、生まれて初めてかも、
それだけに、とっても嬉しかったな。
結婚式のブーケには鈴蘭を使いたくて、花屋さんを探し廻ったけれど、
どこにも見つからなかったな、、、なんて思い出したりしてね、、、。
イタリアでは竹はバンブー、鈴蘭はムゲットと呼びます。