ダッチウエストジャパン製品カタログ

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　薪ストーブを作り出した国アメリカは、薪ストーブが発明されるまで暖炉だけで寒い冬を耐えなければなりませんでした。炎を直接感じる暖炉は暖かそうに見えますが、じつは全熱エネルギーの平均10～20％しか暖房に使うことができません。しかも、煙は煙突からもくもくと吐き出し、夜になると冷気とともに地表に煤煙が舞い降りてきました。そのためヨーロッパでは暖炉の使用を禁止にする都市もありました。　ダッチウエストでは、旧来の薪ストーブの概念を打ち破るキャタリティック燃焼の薪ストーブを発明し、実用化しました。その代表であるフェデラル コンベクションヒーターは、きわめて効率的でクリーンな燃焼を達成するために、クリーンバーニングとキャタリティック燃焼双方のシステムを採用しています。　薪ストーブは、炎の調整ができないのではないかと感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、フェデラルコンベクションヒーターの場合、熱の出力調整がいたって簡単です。その調整は、左側面の下部にある一次空気調整レバーを動かすだけで一次燃焼空気の調整ができます。このレバーを手前に動かすと、ガラス窓の上からフレッシュエアーが吹き込んで、ガラスを曇らせることなく新鮮な空気が燃焼室内に入ります。着火の時は、このレバーを手前に引くと同時に、左側面の上部にあるダンパーレバーを手前に引いて開けておけば、たやすく着火ができます。フレッシュエアーが入っているかどうかは、ガラス窓横にあるエアーインレットシャッターを見れば簡単に確認できます。　プローブ温度計が220℃を指すか、十分な熾きができたらダンパーレバーを押し、ダンパーを閉めます。これだけで、煙は一次燃焼室からキャタリティックコンバスターの下にある二次燃焼室へ入ります。煙はバッフルを通ることにより、うずをかけられ均一に拡散されます。そこへ二次燃焼空気取入口から吸入した新鮮な高温空気が、エアーディストリビューターのバーナー状の多孔から吹き出します。高温状態で煙と空気が良く混合し、二次燃焼クリーンバーニングを促進させます。　キャタリティックコンバスターは、プラチナやパラジウム等で被覆されたステンレス製のハチの巣状の円筒形のものです。煙が燃えるには600℃以上の熱が必要ですが、キャタリティックコンバスターがあれば、220℃程度の低い温度で着火します。煙はフェデラルコンベクション内で三次燃焼室へ上っていきます。そこを通る前に新鮮な空気と混合され、キャタリティックコンバスターを通り抜けます。そのため、薪が燃焼して発生した煙に着火し、相当量の付加熱が放出されます。キャタリティック燃焼の結果として、薪から従来の薪ストーブの50％以上もの熱を取り出すことができるのです。　このフェデラル コンベクションヒーターの中の一番コンパクトモデルである「FA225（スモール）」でも、熱効率が平均75～76％という高い数値を誇り、平均暖房面積は65～126㎡もあります。最大熱出力は8,800kcal/hにもなります。最高熱効率はさらに高くなります。熱効率が高いということは、時間、労力、経済面で大きな節約となります。旧来型の50％の熱効率の薪ストーブと、75％の熱効率のあるFA225と比べると、旧来型が3本の薪を必要とするとき、FA225では2本の薪で同じ熱を供給することができるのです。薪の費用や木を切ったり運んだりする手間はもちろん、無駄な資源を使わずにすむわけですから、環境に優しい薪ストーブの中でも特筆すべきことといえます。　現在では環境に優しい薪ストーブが増えていますが、フェデラルコンベクションヒーターが採用している二次燃焼と三次燃焼を巧みに使うことが、他ではなし得ない熱効率の良い薪ストーブを生んだわけです。これがダッチウエスト薪ストーブのトリパワーです。クリーンバーニング ＋ キャタリティック燃焼の融合ビジュアルで確認できるから着火はとても簡単独自のトリパワーで発熱量は多く、環境負荷は少なく世界最高峰のクリーンな排出ガスを誇るキャタリティックコンバスター。キャタリティックコンバスターの温度を直接測ることができるプローブ温度計。アメリカの伝統的建築をモチーフにしたコンパクトでハイスペックな逸品8時間1.1g/h48cmカラー最大熱出力最大暖房面積燃焼効率希望小売価格クラシックブラック8,800kcal/h（10.2kW）126㎡（約76畳）75.3%350,000円（税抜）最大燃焼時間排気煙量最大薪長さフェデラル コンベクションヒーター スモール FA225薪ストーブWoodstoves Catalog■フェデラル コンベクションヒーター スモール FA225バイパスダンパー鋳鉄製構造プローブ温度計エアーカーテン灰受皿

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