ダッチウエストジャパン製品カタログ
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 自動車の高効率な燃焼方式である“希薄ガス燃焼”の概念を薪ストーブに応用したリーンバーン燃焼。この燃焼方式は、少ない燃料(薪が燃えて発生する可燃ガス)で多くのエネルギー(熱)を長時間得ようというシステムです。薪の燃焼は通常、煙成分(燃料)1に対して空気14の割合で燃えています。リーンバーン燃焼は、できる限り燃料の消費を少なくすることを目指し、1対20~25の割合で燃えるようなシステムです。燃料が極端に少ないために安定燃焼を確保しにくいのですが、リーンバーン燃焼では耐火セラミックで高温を保って燃焼させることで、通常の約半分の燃料で燃焼させることに成功しました。 燃料消費を抑えることで、最大燃焼時間はFA247(スモール)で10時間、FA248(ミディアム)で12時間、FA249(ラージ)で14時間にもなります。薪の消費は、従来の非触媒式薪ストーブと比べて、40%以上も削減されています。就寝前に入れた薪が、朝目覚めても熱を出し続けているのです。 燃費が良いということは、とことん薪を燃やし尽くすということでもあります。つまり、完全燃焼に近づいたということにつながるわけです。排気煙量は、FA247で1.41g/h、FA248で1.49g/h、FA249で1.31g/hという極めて低い数値となっています。これは世界最高峰の排気煙量を誇るキャタリティック燃焼方式のフェデラル コンベクションヒーターに匹敵する値です。リーンバーン燃焼システムとは12時間1.49g/h56cmカラー最大熱出力最大暖房面積燃焼効率希望小売価格クラシックブラック/バーモントナイト13,100kcal/h(15.2kW)149m²(約90畳)72.0%クラシックブラック440,000円(税抜)バーモントナイト500,000円(税抜)最大燃焼時間排気煙量最大薪長さエンライト ミディアム FA248 / FA248VNインナートップバイパスダンパー燃焼室内グレート対流空気取入口リアヒートシールド耐火セラミックシューリフラクトリー灰受皿(アッシュパン)燃焼室内耐火セラミック製のシューリフラクトリー。いくつもの孔から二次燃焼空気が供給されます。一次燃焼で燃え残った可燃ガス(煙成分)は、800℃に達する高温となったシューリフラクトリーに触れて瞬時に燃え上がり、再燃焼ボックスに吸い込まれます。二次燃焼を終えた排気は、燃焼室後部にあるセラミックファイバー製の再燃焼ボックス内に到達します。このボックス内では、背面から高温の空気と混ざり合うことで三度目の燃焼(三次燃焼)が行われます。再燃焼ボックス両側面に彫り込まれた        のロゴ。暖かさ、安全、安心を提供します。触媒なしで圧倒的なクリーン燃焼の良さを誇る驚異の10~14時間燃焼FA248■ エンライト ミディアム FA248/FA248VNバイパスダンパー鋳鉄製構造灰受皿外気導入可能エアーカーテン薪ストーブWoodstoves Catalog

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