ダッチウエストジャパン製品カタログ
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 いくら高性能を誇るダッチウエストの薪ストーブであっても、それ単体だけではポテンシャルの半分も発揮することができません。それを100%発揮するためには科学的に実証され、それに基づいて作り上げる技術によって生まれた「煙突」が必要不可欠です。ダッチウエストジャパンでは、ダッチウエスト薪ストーブとベストマッチの室内用高品位シングル煙突システムをご提供しています。 お客様へ最高の商品をよりお求めやすい価格でお届けするために、ダッチウエストジャパンでは、ステンレス製シングル煙突製造のトップ企業である東京・ミヤミ工業と共同で、高性能薪ストーブにマッチした煙突の製造研究を行っています。シングル煙突は、一見どれも同じように見えますが、真円に極力近くさせる技術や、それを一度の工程でやり終える技術の高さは、ミヤミ工業の独壇場といえます。これによってお客様に高品位で低価格のシングル煙突部材をご提供できるのです。 真円に近い煙突は見栄えが良い上に、より理想的に排気を通すことができるため、煤が着きにくく煙突掃除もしやすいという利点があります。真円を出すためは、正確無比なロール成型機と全溶接ができるレーザー溶接機がなくてはなりません。ミヤミ工業ではその2つを開発し、今までの低コストながら形が崩れやすい「はぜ折り」(ステンレス等の板を折曲げて接続する方法)煙突から、変形しにくい全溶接の堅固で美しいシングル煙突の製造を実現しました。高い技術と高い理想から生まれた全溶接のシングル煙突 薪ストーブ用のシングル煙突は、厚いほど良いと考えてしまいがちですが、薄いほど放熱性が高く、厚いステンレスではせっかくの煙突からの放熱を無駄にすることになります。そこで、SUS304という強固な材料では0.5mmが放熱も最適な厚みとなります。従来の鉄製煙突は1.0mmの厚さを求められましたが、SUS304は1/2~1/3の厚さで同等の性能を可能にしたのです。ダッチウエストジャパンはいたずらに厚みを増してシングル煙突の「軽量」「安価」「放熱」をスポイルさせないため、ミヤミ工業との共同研究でSUS304製0.5mm厚の薄板の溶接に成功しました。このような薄板を溶接するには非常に高度な溶接技術が求められます。室内煙突には放熱性の高い0.5mm厚のSUS304を使用匠が集い可能にした、薄さ0.5mmの全溶接煙突非常に高度な技術を要する0.5ミリステンレスの全溶接。これによって「軽量」「安価」「放熱」というシングル煙突に求められる三要素を高次元で実現しました。一度のロールで円に近い成型ができるオリジナルのロール成型機によって、クオリティと作業性がともにアップします。部材の形状や用途によってはアルゴン溶接も使用します。どのような溶接方法であっても、ベテラン職人が難なくこなしていきます。ミヤミ工業では、フラッシングなどの雨仕舞部材も製造しています。手作業のレーザー溶接も、職人の高度な技術によって、ピタリと正確に仕上げられていきます。ダッチウエストジャパンとの共同研究によって高品位なシングル煙突を作り続けているミヤミ工業。使用する鋼材は、耐食性が高く外用煙突の使用にも十分耐えられる日本冶金製のSUS304を使用しています。ステンレス材料は品質No.1の日本治金製シングル煙突専用に開発されたレーザー溶接機。寸分の狂いもなく、スピーディーに美しい煙突を製造することが可能です。シングル煙突Stove Pipe Catalog煙 突Stove Pipe Catalog煙 突

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