ペレットストーブカタログ
5/16

ペレットストーブが、ウイットフィールド(ジョージア州)で開催されたハース製品協会のトレードショーで紹介されたのが1991年。それから7年後、デインは、独自の設計によるペレットストーブ「ペレット・プロ・ペレットストーブ」を発表した。ペレット・プロのフィーダーと燃焼ポットは、アメリカで特許を取得した。「ハーマンの今日の成功の鍵はここにあった。これさえあれば、どのようなペレット燃料であっても燃焼させることができた」。ハーマンのアンダー・ファイヤー・フィード・システムでは、正確な分量のペレット燃料を燃焼ポットに送り、ペレットがゆっくりと燃えるようにできている。マイクロプロセッサーが、小さなサーミスタ温度プローブで室温と火の温度を感知し、最適の割合でペレットを送り込むのである。デインは、適切で工学的配慮がなされ、しっかりしたストーブを製造することに集中してきた。ペレット時代の幕開けハーマン・アイアンと名付けられた鋳物部門が新設されたのは2002年である。すぐに薪ストーブ「オークウッド」とペレットストーブ「アセントラ」を製造した。両方とも、デザインと技術の革新性を讃えるVesta Award賞に輝いた。ハーマンは長年、審美的にも優れた製品を作りたいと思っていた。製品の持ち味、特性によりデザイン的な選択肢がぐっと増えた。頑丈なボディに美しいフェイスを持つようになったハーマン鋳物ストーブは、マーケティングの強力な助っ人になることがわかった。鋳物製品の登場2003年からペレットストーブに対する需要が急増した。販売台数は2002年に34000台、2003年には49000台へと43%増え、2004年には67000台(39%増)、2005年になると軽く10万の大台を超えるほどになった。2004年にはP68ペレットストーブがVesta Award賞に輝いた。2005年2月のHPBExpoでは、ハーマンは創立25周年記念として、XXVという鋳鉄製のペレットストーブを発表した。ペレットストーブ市場の拡大創業当時のデイン・ハーマン5200220021999199119792002200320042005ペレットストーブ第一号機、ペレット・プロ・ペレットストーブがデビュー新部門、ハーマン・アイアン設立ハーマン・ストーブ・溶接会社が設立アドバンス・ペレット・ストーブは最初の自動点火ペレットストーブハーマン最初の鋳物製薪ストーブ、「オークウッド」のデビュー自動点火方式の「アセントラ」ペレット/ファイヤープレース・インサートがVesta賞を受賞自動点火のP68ペレットストーブ導入。あらゆるペレットストーブ中で最大の熱出力を持つハーマンの鋳物製ペレットストーブ「アセントラ」のデビュー創立25周年記念のXXVペレットストーブが発表され、瞬く間に大成功をおさめるハーマン 社史

元のページ  ../index.html#5

このブックを見る