ダッチウエストジャパン ストーブカタログ2017
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HARMANPRODUCT FEATURESハーマンの特徴最大17時間の燃焼時間を可能にしたファイアドームテクノロジーファイアドームテクノロジーは、一次燃焼と二次燃焼を発生させて燃焼効率を高め、持続性のある燃焼を行います。一次燃焼用の空気は、底にある空気口から入り込みます。フロントにあるエアコントロールレバーで空気量を変えて、暖かさを調整します。一次燃焼用の空気は、フロント左右にある経路を通って上昇し、上部からガラス面に沿って一気に空気を送り込んで、薪を燃焼させます。さらに一次燃焼用の空気がガラス面に沿うように流れるため、ガラス面に煤が付くことを防ぎ、クリーンなガラスを保ちます。二次燃焼は、火室の後ろにある別部屋(ファイアドーム)を設けることで高い燃焼を促します。二次燃焼用の空気は、背面下部の空気口からファイアドームに入り、一部は火室内に入り二次燃焼を行います。さらに、ファイアドームの中心からも空気が供給され、ファイアドーム内を通る未燃焼ガスを燃焼させる働きを行っています。ファイアドームテクノロジーにより薪と未燃焼ガスが完全燃焼し、クリーンな排気を実現しています。発熱量を一定に保つことで、触媒を搭載したストーブに近い燃焼で、最大17時間もの燃焼時間が得られます。二次燃焼用空気の排出二次燃焼用の空気取り込み口排気の流れ一次燃焼用空気の流れ未燃焼ガスを燃焼発熱量燃焼時間触媒非触媒ファイアドーム燃焼システム2134一次燃焼用の空気が入り込み、左右の通路を通り上昇します。一次燃焼を促す空気がガラス面に沿って流れ込みます。火室内の後方から二次燃焼用の空気が供給されます。煙(未燃焼ガス)がファイアドームの中に吸い込まれ、さらに未燃焼ガスを燃焼し、クリーンな排気として排出します。86

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