Dutchwest Japan / ダッチウエストジャパン

Wood Life

ストーブのある暮らし

嫌いだった冬の季節に、薪ストーブがあることで楽しみが見つかりました。

パイン材の床は自然塗料で仕上げ、壁は本漆喰の左官塗り。 自分たちが手をかけた愛着ある家に薪ストーブがよく似合っている

家づくりはセルフビルドを応援する建築会社を選び、内装を全てご夫婦で手がけられたというOさん。暖房には、ナチュラル感を重視したこともあり薪ストーブを選択しました。 空間との調和を考え、炉台は「レンガにすると主張しすぎてしまうので」と、あえて耐火ボードにモルタルを塗って仕上げたことで、バランスの取れたやわらかな雰囲気になりました。 「リビングに薪ストーブはあっても、TVは置いていません。絶えず変化する炎や木の爆ぜる音が心を癒してくれるので、必要性を感じないんです」と薪ストーブの魅力を堪能していらっしゃるご様子です。サーフィンが趣味のご主人にとってはどちらかといえば冬は嫌いな季節でしたが、薪ストーブのおかげで楽しく過ごせる季節となりそうです。その他暖房など実用面でも「お風呂上がりの時などに部屋が暖かいのがいいですし、エアコンなどでは得られなかった、ポカポカ身体の芯からあたたまる心地良さを体感しています。スープ料理も天板の上で煮込むだけなので手間がかからないうえに美味しくなります」。 使い始めてまだ2週間。とにかく初めてづくしで、ダンパーを閉じるタイミング、薪にする木の種類によって違う燃え方など、毎日、興味は尽きません。現在は、ご夫婦お二人の生活ですが、いつかはお子さんと薪割りもしてみたいと、ご家族の笑顔あふれるイメージが広がっているようです。

Facebookで、薪ストーブ好きが情報交換をしているので、参考にさせてもらっています。自分の体験と照らし合わせて共感することが書き込まれていると何だか嬉しくなり、しかも皆さん、本当によく研究されていて驚くばかり。でも、それだけ薪ストーブには人をひきつける魅力があるということなんでしょうね。友人たちが遊びに来ると炎を眺めながら、スペインの居酒屋、バルのように気取らず、飲み語らう時間が大好きです。赤々と燃える炎が人と人とを繋ぎ、大切なコミュニケーションツールにもなっていることを実感しています。 (Oさん談)

茨城県・Oさん宅
家族構成/夫婦
使用機種/エンライト スモール「FA247」