Dutchwest Japan / ダッチウエストジャパン

Wood Life

ストーブのある暮らし

コントラストが美しく風景になじむ

薪ストーブの向こうは、風がそよぐと木々が揺れ、さまざまな表情を見せる森。自然に恵まれた環境を享受

四季の移ろいが美しい、森に隣接した環境での生活には薪ストーブのある暮らしが似合うと判断したSさん。リビングの大きな窓から視界に入ってくる森の風景と、室内の薪ストーブが溶け込むようなプランが用いられ「不思議と心が落ち着くんです」と、話す表情もどこか穏やか。冬の時期、窓の外は白い雪景色でも、それに相対するように家の中で赤く火が燃え、そのコントラストが心を彩ります。 慣れてしまえば着火剤を使わずとも火をつけられるようになり、マッチと新聞紙さえあればOK。薪の燃え具合を確かめにストーブに近づいていくと、そのまま見入ってしまい、時間が経つのを忘れることも。職場の友人たちが遊びに来ると「この家の暖かさは、なんとも例えようがないぐらい気持ちがいい」と絶賛するんだそうです。

薪づくりは夫婦の共同作業。すっかり定着しました。原木を買ってきたら、まずチェンソーで玉切りします。最初はおっかなびっくりでしたが、今では楽しめるように。それを斧で割っていくのが主に家内の役目で、僕よりもかなり上手い。やみくもに斧を振るのではなく力の抜き方が大事なんだそうです。結婚当初は、こんなふうに薪夫婦になるとは思ってもみなかったですね。(Sさん談)

北海道厚真町・Sさん宅
家族構成/夫婦
使用機種/エントリー「FA244P」
※現在、こちらのストーブの取扱はありません。