Dutchwest Japan / ダッチウエストジャパン

Wood Life

ストーブのある暮らし

揺れる炎がランチとおしゃべりの名脇役に

お客さんが土足のまま、気軽に上がってこれる土間に薪ストーブを

スキーを楽しんだ後の心地よい疲れを癒してくれたのが、ペンションで木の香りを漂わせながら燃える薪ストーブだったというSさん。その経験から、いつか自宅でもと考えるようになりました。やがてその日が来ることになり、建築家には薪ストーブを前提にしてプランをお願いすることに。そこで土間のある平屋となりました。友人たちが遊びにくる機会も多く、土間にテーブルを出し、薪ストーブの近くでわいわいおしゃべりを楽しみながらのランチタイムがSさん宅の定番。BGMはジャズが多く「この雰囲気は格別。今日も長居になりそう」と誰もが口をそろえるそうです。 室内の白い壁と少々角度をつけたアーティスティックなカタチの黒い煙突との対比も気に入っており、火をつけていない夏でも、「うん、いい空間」と納得してしまうそうです。

ストーブは横からも薪が入れられるタイプを選び、便利に使っています。薪割り機も購入し、スパッときれいに切れていく様子を見ると気分もスカッとします。薪集めは、自治体の広報誌に載る「公園の伐採した木をさしあげます」という情報をチェックするのが習慣に。こうすればリーズナブルに薪を手に入れることができます。中でも皮が着火に利用できるシラカバは手に入れておきたい種類です。(Sさん談)

北海道石狩市・Sさん宅
使用機種/エンライト「FA247」