ダッチウエストジャパン ストーブカタログ2017
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薪を燃やすと煙が発生し、その成分は未燃焼ガスです。マッキニーは煙を燃焼させやすくする「キャタリティックコンバスター」という触媒を利用する技術を取り入れることで、煙が低温状態で燃焼できるようにしました。通常、600℃以上にならないと燃えない煙が、触媒を通ることで、220℃の温度で煙突を抜ける前に燃焼させることに成功しました。この効果で、煙は90%もクリーンになり、薪の消費量も抑えられました。当時キャタリティックコンバスターは高価でしたが、来るべき時代を予測したマッキニーは、これを標準装備として採用しようと考えました。そして1984年、マッキニーはフェデラルコンベクションヒーターに、世界初となるキャタリティックコンバスターを搭載し、発売を開始しました。キャタリティックコンバスター-燃焼効率が50%アップ-薪消費量を25%節約-煙を90%燃焼1984年に、世界で初めてキャタリティックコンバスターを搭載最初の着火を容易にし、ダンパーを閉めることで、煙の流れを変えて、再燃焼を促すシステムに切り替わります。独立した部屋に灰受皿があり、たくさんの灰を簡単に捨てることができます。サイドドアからの薪の追加は、体に受ける熱を和らげ、火室からの灰の散らかりも少なくなります。長い薪の追加に大変便利です。煙突を差し込むフルーカラーは、上方、後方のどちらにも接続できるように設計されています。住環境に合わせて、煙突の向きを変えることができます。ダッチウエストが世界で初めて採用し、多くのストーブメーカーが取り入れた特徴特殊なステンレス鋼の筒とハニカム状の目にパラジウムなどのレアメタルを付着させ、煙とレアメタルが反応することで220℃で煙が燃焼する。United States of AmericaSince 1974DUTCHWESTHISTORYVermontサイドドアバイパスダンパー灰受皿専用ドアリバーシブルフルーカラー13DUTCHWEST l BRAND HISTORY

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