Dutchwest Japan / ダッチウエストジャパン

System

Heating System

暖房システム

室内を理想的に暖める
ダッチウエストの暖房システム

輻射熱とは

熱源から放出される赤外線のことで、空気中を通って直接届く熱のことです。太陽光の熱と同じで、物質そのものを暖めていきます。

対流熱とは

温度の違いによって起こる空気の動きで、熱せられた空気が軽くなって上昇し、上にある温度の低い空気は下に移動し、対流が起きて全体を暖めていきます。

輻射式

輻射式の薪ストーブの特徴

輻射熱は柔らかく全体を包み込むような暖かさが特徴で、「陽だまりのような暖かさ」などと表現されることが多いです。密閉された火室内の燃焼によりストーブ本体を暖め、表面が高温になりそこから発する遠赤外線が身体や空気、周囲にある壁や柱、家具などに熱が届き、物自体を暖めていきます。ストーブ本体に凹凸な模様をつけ表面積を大きくしたり、蓄熱性の高い鋳物や耐火レンガを用いて蓄熱性を高めています。輻射熱は石油やガス、電気のストーブにはない暖かさで、薪ストーブの重厚な鋳物からでる輻射熱は「柔らかく、優しく、力強く」、私たちを暖めてくれます。

輻射・対流式

輻射・対流式の薪ストーブの特徴

ダッチウエストの真髄ともいえる輻射熱と対流熱を併せ持った薪ストーブ。輻射熱によりストーブの周りは暖かいのですが、広い室内を暖めるにはカバーできません。そこで1台のストーブで広い室内を暖めるために開発されたのが「輻射・対流熱方式」のストーブです。上面・背面・底面の外壁にもう一層加え二重構造とし、その中を底面から吸い上げた冷たい空気が背面を上りながら徐々に暖められていき、前面上部の吹出口から対流熱として放出します。対流熱は室内を循環しながら部屋全体を暖めていきます。

空気が背面と上面で暖められ、
吹出口より対流熱が放出

底面から取り入れられた熱循環用の空気は、燃焼室の周りを巡り暖められ、上部にある吹出口から室内に出されます。この一連の動きによって、室内の熱循環が得られます。