Dutchwest Japan / ダッチウエストジャパン

System

Burning System

燃焼方式

薪ストーブ選びでは、サイズやデザインから選びがちですが、実は「燃焼方式」の検討がとても大事。 いずれも高い燃焼効率とクリーンな排気を実現していますが、燃焼方式によって、煙の量や燃費、操作性、メンテナンス性などに違いがあります。

最もクリーンな排気を実現

触媒方式「キャタリック燃焼」

こんな方におすすめ

●住宅街にお住まいの方

●エコな暮らしをしたい方

●薪ストーブを主暖房にしたい方

燃焼の仕組み

煙はキャタリティックコンバスター(触媒)へ入る前に、バッフルで過流をかけられ、エアーディストリビューターから出てくる新鮮な空気と混ぜられます。その煙をキャタリティックコンバスターが低温でも強力に発火させ、燃焼させます。結果として煙はきれいになり、非常に高い熱効率を得ることができます。

高いコストパフォーマンスが魅力

非触媒方式「リーンバーン燃焼」

こんな方におすすめ

●燃費を重視したい方

●薪の確保が難しい方

燃焼の仕組み

一次燃焼から四次燃焼まで行うように設計されており、触媒方式のキャタリティック燃焼の次にクリーンな排気を実現しています。燃焼用空気をたっぷりと使って燃焼するため熱効率が高く、薪の消費が抑えられるほか、分厚い鋳物を組み合わせた本体からの輻射熱による暖房効果も得られます。

シンプルで扱いやすい

非触媒方式「クリーンバーン」燃焼

こんな方におすすめ

●薪ストーブを扱えるかが、ちょっと不安な方

●ゆらぐ炎を楽しみたい方

燃焼の仕組み

燃焼室上部に設置されたバッフル板(熱が逃げるのを防止する板)の付近に新鮮な空気を放出して二時燃焼を行い、完全燃焼(クリーンバーニング)を促します。

世界の多くのストーブが採用する燃焼方式

クリーンバーン燃焼は、キャタリティック燃焼やリーンバーン燃焼とは異なり、一つの燃焼室内で一次燃焼と二次燃焼を行います。排気のクリーンさはキャタリティック燃焼やリーンバーン燃焼にはおよばないものの、世界の高性能薪ストーブメーカーのほとんどが、クリーンバーン燃焼を採用しています。その理由は、メンテナンスさえしっかりとしていれば、クリーンな排気を何年たっても保ち続けるという点。構造がシンプルなのもクリーンバーン燃焼の大きな特徴で、構造のシンプルさは壊れにくさにもつながります。

何を言っても操作が簡単

クリーンバーン燃焼方式のストーブは再燃焼室をもたないため、運転はいたって簡単。着火しやすく、安定した燃焼が得られ、メンテナンスも容易であるため、初心者からベテランの方まで幅広い層に選ばれています。

COLUMN ダンシングファイヤー

薪から発生するガス化した煙は、燃焼室に組み込まれた耐火レンガが発する高温の熱とエアーチューブから吹き出される二次燃焼空気によって再燃焼し、煙は90%以上燃焼するため清浄な排気となります。これをダンシングフレーム現象と呼び、美しい炎のゆらめきを楽しむことができます。

クリーンバーン燃焼ラインナップ

COLUMN アメリカの厳しい排出ガス規制に対応

日本ではいまだ排煙規制が無く、きれいな排気を実現する燃焼システムが備わっていない薪ストーブが多く流通しているのが実情。 それに対してアメリカでは、1986年から排煙規制が導入され、今でも厳しい規制が存在しています。ダッチウエストとマジェスティックのストーブは、EPA(アメリカ合衆国環境保護庁)の定めた環境基準をすべての製品でクリアしています。