奥行きが長いシガータイプの「プリマス」。吹き抜け空間に陽が射し込み、居心地もバツグンにいいLDKに設置している
ご家族の中で薪ストーブの暖かさを一番楽しんでいるのは、もしかすると愛犬のミニチュアダックスフントなのかもしれません。火が入ると、それまで人にぴったりくっついていても、ちょこちょこと短い足で移動して薪ストーブの前へ。間もなく気持ちよさそうに寝始めるんだそうです。そんな姿に癒されるというSさん。もともとキャンプを楽しむアウトドア派で、薪ストーブの炎の前でたたずんでいると、野外で心を開放したときのような気分が蘇ってくるとか。繁忙な毎日の繰り返しだからこそ、単に暖房という機能にとどまらず大切な存在となっています。 ご近所の方が「ちょうどいいのがあったよ」と小枝を持って来てくれると、いつしか薪ストーブ談義に花が咲くこともあるそうです。
火は空気の流れが大切。炭点前でコツをつかんでいますから、上手く燃やせていると思います。日本の伝統文化を、アメリカ・バーモント生まれの薪ストーブに生かせるなんて、面白いですね。焚き付けを自分で割るようにしていますが、先日、男性のお客さんがトライ。「薪割りって、こんなに面白いんだ」と、大喜びでした。お客さん同士で薪ストーブ談義を始めたり、写真を撮ったり。薪ストーブは皆さんに幸せをもたらすツールになっています。(Mさん談)