Dutchwest Japan / ダッチウエストジャパン

Wood Life

ストーブのある暮らし

今までもこれからも薪ストーブがわが家の中心

屋根の傾斜を生かした高い天井のLDKには和室も隣接していて、薪ストーブを囲んで家族がそれぞれお気に入りの場所でのんびりとくつろげる。
「大空間なのにほっとするのは、やっぱり火のある暮らしだから」と、家族みんながご満悦

蘭越町で生まれ育った奥さんのご両親が暮らす家を建て替えたMさんご夫妻。「主人の定年を控え、今まで暮らした場所から移りたくないという私の両親の今後も考えて、実家の敷地内に2世帯で暮らせる家を建てました」と語る奥さん。ご夫妻とも子どもの頃には家に薪ストーブがあったため、当初から補助暖房としてでも薪ストーブを入れたいと希望していました。「定年後もそのまま札幌に住んでいたら、マンションからほとんど出ない暮らしになりそうで、それは体のためにも良くないなと思ったんです。ここなら自分たちで食べる分だけの畑や田んぼを作っているので、毎日なにかしら体を動かせるし、薪ストーブにしたら薪割りも日課になると考えました」のどかな田園風景に溶け込んだ平屋の住まいには屋根付きのデッキが設けられ、雨や雪の日でも気軽に屋外で過ごせる工夫もされています。薪ストーブが燃えるゆったりとした広さのリビングに、Mさんご夫妻とご両親のほか、休日には息子さんや妹さんご一家も訪れ、賑やかに火を囲む暮らしを楽しんでいます。

昔ながらのものとは違って、今の薪ストーブは火が見えるのも楽しみのひとつ。農作業や家事が一段落すると、まずは薪ストーブに火を入れます。薪のパチパチと爆ぜる音を聞きながらほんわかとした暖かさに包まれ、炎を見ていると、とろとろと眠くなってくるのもこの時間。リビングの床やソファ、リビングに隣接した和室など、家族それぞれが思い思いの場所で昼寝をするのも楽しみです。薪ストーブを中心に、子どもの頃と変わらぬゆったりとした時間の流れを、家じゅうみんなで満喫しています。 (Mさん談)

北海道蘭越町・Mさん宅
家族構成/夫婦、両親
使用機種/プリマス「1625」