薪づくりでまず必要となる道具、斧。その世界トップブランドとして君臨するのが、ドイツ・Helko(ヘルコ)社です。良質な鋼を原料とした強靭な刃を持ち、柄にはヒッコリーという、強度、弾性の高い木材を使用。伝統遺産という意味のHeritage(ヘリテイジ)、プラチナのように美しいブレードを持つClassic Line(クラシックライン)など、名品の数々が揃っています。刃の重さや柄の長さ、デザインや用途などから自分に合ったものを選べるのが、Helko社の斧の醍醐味です。
160余年の歴史とその誇り
ドイツのルール地方にあるヴッパータール市という職人の街。そこにHelko社がある。斧を製造して160年以上の歴史を誇る、世界有数の斧製造メーカーだ。そのルーツは、1844年に創業されたHelsperツール製作所という小さな鍛冶屋。創業後わずか数年にして、木工業向けの高品質ツールメーカーとしてヨーロッパで名を馳せ、世界各地のユーザーへと広がった。共同経営者を迎え社名をHelko社としてからもその信頼は揺らがず、現在は、ドイツ国内、ヨーロッパはもとより、森林を有し、薪を必要とするほとんどの国に輸出され、世界市場で最高品質の斧のブランド名として確立されている。
探求し尽くされた「斧」
Helko社は、斧という道具を細部まで十分に探究し、最も適した原材料を最新の加工技術で製品化している。柄に使われるヒッコリーの心材は、斧が振り下ろされ、薪を射抜くときにかかる負担に一切動じない。強度、衝撃に対する抵抗力、粘り、曲げる力に対する反発力が高いのだ。そして、ルール工業地帯の上質な鋼を原料に、ゾーリンゲンの刃物技術を活かした刃先は、鋭く突き刺さりながら薪を割り、その切れ味は、永く保たれ、研ぐことを忘れさせるほどである。
薪ストーブ愛用者のために
世界中の薪ストーブをこよなく愛する者たちから選ばれるのには理由がある。職人の手作業で鋭く磨かれ抜群の破壊力を持つHeritage(ヘリテイジ)、美しく輝く刃を持ち高級感あふれるClassic Line(クラシックライン)、画期的なキットによる交換方式を取り入れたVario2000(バリオ2000)と、タイプは違えどすべてのモデルに斧を知り尽くしているHelko社の技術がいかんなく発揮されている。世界で最も厳しいと言われるDIN(ドイツ工業規格)や、ヨーロッパで最も権威のあるレムシャイト試験研究所の安全検査検査をクリアしていることも書き添えておこう。
ヘリテイジ
刃に厚みと重みがあり、長い柄からくり出される破壊力は、太い丸太からの薪割りに最適。刃は職人によりひとつひとつ手作業により鋭く磨かれた、プレミアムな逸品です。
信頼の証
付属品
滑り止め彫刻
滑り止めグリップと安全の為の皮ストラップ
ライトスプリッティングアックス
クラシックライン
プラチナのような美しい輝きを持つ全面鏡面仕上げの、高級感ある斧です。最大の特徴は、使えば使うほど手に馴染んでくるローレット(凹凸)仕上げのグリップ。機能美を追求したモデルです。
1844年から使用されている王冠のマークが柄に刻印されてます
全モデルに専用の牛革製カバーが付属しています。ブレードカバーは鋭利なブレードを保護し、安全に持ち運ぶことができます。
ロッドグリップ
ドイツの銃器界の老舗、名門メーカーの「モーゼル社」との技術提携により、このローレットグリップは実現しました。手の平に吸い付いてくるような、グリップフレームとの圧倒的な密着感は他の斧にはないクラッシックラインの大きな特長です。
バリオ2000
画期的なキットによって簡単に柄の交換が行える、交換方式のアックス。ネジ留めによる新しいブレード固定方法の採用により、刃の緩みの問題を克服。刃と柄の間にあるアイアン製プロテクターは、もしもの強い衝撃から柄を守ります。
全モデルに専用の牛革製カバーが付属しています。ブレードカバーは鋭利なブレードを保護し、安全に持ち運ぶことができます。
ネジ留めによる新しいブレード固定方法の採用により最高レベルの安全性を保証しています。
スプリッティングウェッジ
鍛造された鋼鉄製のクサビ。割れにくい薪を割る場合に使用します。
スプリッティング
ウェッジ(ツイスト)
ねじり加工が加えられたクサビ。打てば打つほど回転しながら刺さりますので、硬い薪でも簡単に引き裂く事ができます。