私がダッチウエストの薪ストーブを日本に紹介して30余年が経ちました。

私は生まれも育ちも十勝・帯広です。皆様もご承知のように冬は厳寒です。私は若い時に海外を旅して、北欧の1国や米国ニューイングランド地方の1州が、人口、気候、住宅、暮らしなどにおいて、北海道のそれらと近いものがあると感じておりました。その当時の北海道は、自動車にしても、冬の日用品の多くにしても、同じ日本でありながら本州とは異なる製品が一般的でしたので、余計に私は北欧の国々やニューイングランド地方に親近感を覚えました。北海道の厳寒に耐える人々のために、薪ストーブの販売を開始したのが弊社の始まりです。

私は1981年に、ダッチウエストの創業者ブルース・マッキニー氏と出会いました。彼は世界で初めて薪ストーブに触媒を搭載した人物で、現在は薪ストーブ界の革命児と言われ、伝説の人となっています。私は当時、自動車整備士でもありましたので、触媒の有効性に関して十分理解しており、アメリカで数あるストーブの中から、ダッチウエストを販売することに決めました。ダッチウエストは当時から、多くの使いやすい機能が備わっており、その美しいデザインや優れた燃焼性能、環境への配慮も他を圧倒していました。それは現在でも変わっていませんし、さらなる進化を続けています。

価値ある製品を販売するということだけではなく、薪ストーブのある暮らしの快適さや楽しさを多くの方にご提供するという理念を持ち、さらに努力し続けて参りたいと思います。
今後ともダッチウエストジャパン株式会社をご支持くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。