すでにお住まいの家に薪ストーブを入れる場合も、新築やリフォームで入れる場合も、薪ストーブの設置場所に、これといった決まりはありません。もちろん、マンションやアパートなど、住宅の構造や煙突の設置条件、予算などによって制約を受けることもありますが、基本は自由。地下や2階以上のフロアに設置することだって可能です。
希望は余すことなく伝え、そのうえでプロであるストーブショップスタッフの意見にも耳を傾けつつ、プランを練っていきましょう。
あなたが薪ストーブを入れたい一番の目的は何ですか? 「暖房のため」「炎を眺めたいから」「クッキングを楽しみたい」など、さまざまな希望があるはずです。
炎を眺めたいのに、その場所から炎が見えないようでは、せっかくの薪ストーブライフが楽しめません。薪ストーブクッキングを楽しみたいならキッチンやダイニングの近くに、炎を眺める暮らしをしたいなら家族の集まるリビングに、など、プランニングでは、ぜひあなたの思いを伝えてください。
薪ストーブの熱出力は非常に高いため、一般の住宅であれば、1台で十分に暖房が可能。一番、暖房効率が良いのは、部屋の中央に設置するプラン。
壁側、コーナーに設置する場合も含め、それぞれの特徴をご紹介します。
熱の伝わり方には、「輻射式」と「対流式」があり、ダッチウエストのストーブは、「輻射式」か「輻射・対流式」の
いずれかに分類できます。それぞれの特徴を参考に、選ぶ際のヒントにしてみては?