家を建てる際、Sさんにはどうしても叶えたい夢がありました。それは出張で度々訪れる北海道で魅せられた薪ストーブの設置。念願の薪ストーブは憧れだったダッチウエストを導入しました。
薪ストーブを眺めながら料理ができるキッチン、炎の側でくつろげるリビングなど、住まいは薪ストーブを中心に設計され、冬は吹き抜けを通って暖かな空気が家全体を巡り、ほんわりと暖めます。またウッドホルダーやグローブ、斧などのアクセサリーにもこだわり、冬場以外もインテリアとして眺め楽しんでいるそうです。
「ゆっくりと燃える赤い炎は暖かで気持ちも満たされます」とSさんご夫妻。二人で過ごす贅沢なひとときに大変満足されています。
薪ストーブの熱循環も計算して設計してもらい、そのうえエンライトは蓄熱性の高い鋳物のストーブ。火を消してもじんわりと熱が放出され続けますから、出かけて戻った時に家の中にほんのりと暖かさが残っていて、心が和みますね。ゆっくり長く燃え続けるストーブの前で、薪の香りを嗅ぎながらボーっと過ごすのが幸せです。
(Sさん談)