ご主人の「家を建てるときは、絶対に憧れの薪ストーブを」という強い希望もあって、設置することになったものの、幼いお子さんが双子ということもあり「子育てにフル回転なのに、薪ストーブまで手がまわるかしら?」と、奥さんに不安があったのも事実。けれども、いざやってみて慣れてくると、炎の暖かさが家に満ち、最初の憂慮はすぐに吹き飛んだといいます。
なによりもお子さんたちには健やかに育ってほしいという気持ちから、自家菜園の野菜を使うなど「食」を重視したライフスタイルのTさん宅。薪ストーブは、クッキングストーブという位置づけにもなっており、煮込み料理などにも大活躍しています。将来的には親子で一緒にパンを焼いたりと、もっと食の場面で使える日を楽しみにしているそうです。
薪ストーブで焼いた焼き芋がこんなに美味しいなんて、もう目からウロコです。わが家では、濡らしたクッキングペーパーにサツマイモを包み、さらに濡れた新聞紙、アルミホイルの順でくるんで炎の中へ。ごくごく普通のサツマイモでも、最近ブランド芋として注目を集めている種子島の特産「安納芋」同様に甘くてほくほくの味になるから驚きです。なるべくゴロンとした太目の芋を選ぶようにしていますよ。
(Tさん談)