意外と地味でした。
ピョンチャンオリンピックの開会式での、イタリア選手の入場ユニフォームです。
12年前、フィギャースケートの荒川静香さんが、イナバウワーで金メダルをとった
2006年のトリノオリンピックでは、確かイタリア選手のダウンコートは
体のラインを意識し、ピッタリした中々素敵なスタイルでしたが、
今回はマッシモと「あれっ?地味だね。」と。
ところが、これはアルマーニ氏デザインと言うではありませんか。
じゃあ、”地味だね”じゃなく “シックだね”と言葉を変えなきゃ、と。
ブランド名というのは物凄い底力を持つものだと改めて思いましたよ。
韓国へおいしいキムチとチゲ鍋を食べに行ってみたいです。
13日、カーニヴァルに幕を閉じました。
ヴェネツィアのきらびやかな中世の衣裳をまとうスタイルとは違って、
こちらは庶民の味方とでもいいましょうか。
色とりどりの山車そしてその先頭集団が音楽にのり、
各グループ毎のテーマカラーに合わせたコスチュームで踊ったり笑ったり。
2月の寒空の中、一際鮮やかな色が目をひきます。
小さな町で、今年も開かれたカーニヴァル!
1800年代にはすでにこういう形のカーニヴァルの歴史が始まっっていたというのですから、
やっぱり「祭り好き」のイタリア人です。
「泣く子はいねえかぁ?」ってそれは秋田のなまはげでしたっけ。
馬の調教が盛んな町なのでしょうか。
お姫様スタイルの可愛い子どもとにらめっこ。
カメラを向けるとすぐにポーズを取ってくれるのは、さすが慣れたもんです。
あれっ?もしかしたら、、、?
山車には「特別な蛇口」が設置(上手に目立たないように)されていて、
それをひねればワインが出てきます。
ご注意!これはスタッフ用で、勿論、沿道の人に配る訳ではありません。
自由の女神が二人?!
口をあけてうっかり笑っていると、バサッと “コリアンドロの襲撃” にやられます。
コリアンドロは紙吹雪のことで、スーパーや文房具屋さんで売られていて、
カーニヴァルがある日は、町の広場でも買い求めることが出来ます。
これが子ども達の一番の楽しみ!
「いいか、今度はあのあたりに投げるんだぞ!」
なんてお兄ちゃんが妹にけしかけているんでしょうか。
衣裳とお揃いのバッグにはコリアンドロがタップリ入っています。
コリアンドロは山車から勢い良く、空高く舞い上がることも!
イタリアでは縁起物のてんとう虫。
紙張り子で作られた山車の上で手足を動かし、
カーニバルでは主役となる道化師でいっぱいの山車。
山車のカーニヴァルは芸術がギュウギュウ詰まった、玉手箱のようです。