エミリー・ヒラリーのルポ | Dutchwest Japan / ダッチウエストジャパン

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エミリー・ヒラリー・るりこのルポ


Reportage


エミリーのVERMONT便り

エミリー・メイソン
ダッチウエストジャパン
駐バーモント特派員
エミリー・メイソン
ダッチウエスト・ストーブの故郷、
バーモント州とその周辺の魅力をご紹介します。
  1. ダッチウエスト ストーブ工場見学記

    2014年10月1日エミリーのVermont便り

    バーモント州の自然豊かな場所で、まるで80年代アメリカにタイムスリップしたような貴重な経験が出来るのが、バーモント州ランドルフ市にあるダッチウエストのランドルフ鋳物工場です。

    そこから約13キロ離れた同州ベセル市では、ランドルフ鋳物工場で製造されたストーブ部品を納品され、ホーロー加工での彩色や組み立て、最終点検を行ったのちに出荷が行われます。

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    バーモント州 ランドルフ工場(左)とベセル工場(右)

     

     

    外見からは、一見普通の工場ですが、ランドルフ鋳物工場に入ると、まず耳栓、ヘルメット、防護グラスを渡されます。工場のドアを開けると、様々な機械が放つ音、少し暗い工場内でひと際目立つ、真っ赤な溶融鉄とそこから放出される熱風。

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    そして防炎作業服を身にまとい、顔や手は炭で真っ黒く覆われた従業員が目に入ります。この様な光景は、80年代のアメリカで鋳物製造が世界でトップに立っていた時代には珍しくなかったが、現在では中国、ドイツ、ベルギー、シベリアなど海外で生産される様になり、アメリカでもランドルフ鋳物工場レベルの工場は少なくなりました。

     

     

    1979年に今の工場が設立されて以来35年間、会社の拡大と工場の運営・管理に携わってきたのが、ボブ・ライト (Bob Wright)です。ライトは26歳で入社。「鋳物工場での経験はなかったが、鉄を溶かし、様々な型に溶融鉄を流し込む作業に興味を持ち入社しました。」と、当時の様子を語りました。

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    ランドルフ鋳物工場で製造された製品は、ベセル工場へ運搬され、ストーブに組み立てられます。製造部門マネージャー兼ジェネラルマネージャーのリック・グラント (Rick Grant)は、今年で入社12年目を向かえ、製造過程の改善とコスト削減に向け、在庫を最小限に押さえるリーン生産方式導入に大きく携わった一員です。また、日本へ出荷されるダッチウエストストーブの品質改善にも力を入れ、「ダッチウエストジャパンと密にコミュニケーションを図り、日本のお客様の声や要望に応えられるよう、常に生産過程の見直し、品質改善を行っています。」と、ダッチウエストジャパンとの長年の関係について語りました。

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    ベセル工場で組み立てられ中のエンライト


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