出入口にいらしたスタッフによると、6月20日(土)は25万人の人出だったそうです。
「地球に食料を、生命にエネルギーを」というテーマで5月1日に開幕し、
10月31日まで開催される、ミラノ万博。
生まれてこのかた万博なるものに行ったことが無い私達、いや~面白かったですよ!
1500キロのトマトソース、1700キロのモッツァレッラチーズ、80人のピザ職人さんたちが
総力をあげて、5つのオーブンを駆使して、ギネスブックの記録をぬり変えたのは、
世界一の長さ、なんと1596メートルにも及ぶ、ピッツァマルゲリータ!
東入口から西入口への一直線に続くメインストリートで繰り広げられた、
正に、エンターテイメント!!
エリトリアのパビリオンでは、生姜とシナモン風味のコーヒーが飲めましてね、
エリトリアとは一体何処にあるの?と、そこから始まる訳です。
食がテーマと言っても、地理学、語学、世界を知る、体験出来るのが
何と言っても万博の魅力でしょう。
São Toméと書いてサーオトメーと発音するのは、アフリカのSão Tomé e Príncipe という
国の首都の名前だそうで、コーヒー豆を栽培している国だそうです。
なんだか、早乙女さんという日本の名字を思い出してしまいました。
これからミラノ博にお出かけしようとお考えの皆様にちょっとした情報を。
①まずは、会場内の配置が良くわかる地図を手に入れましょう。
無料配付しています。
②「水の家」と命名された、無料配水マシンが至る所に設置されているので、
ボトルさえ持っていれば、冷たい水がすぐに飲める。
③19:00以降の入場はたったの5ユーロ、ミラノ近郊に出張の方は、
アペリティーヴォに行くのも良ろしいかと。
④各パビリオン毎にスタンプコーナーがあるので、まとめて記念に持ち帰りたい方は、
それ専門のパスポート(小さいノート)を購入すべし。
名前も知られていないような小さい国だと、そこのスタッフが手書きで
色々書いてくれるのも味があって、また楽し。
⑤せっかくイタリア開催の万博だから、やっぱりイタリア料理!という方はEatalyとうへ直行です。
イタリアのそれぞれの地方の特産品や郷土料理が食べられる処、20数軒にも及ぶそうです。
さすが開催国だけあって、イタリア館はいつも長~い行列が出来ていて、
今回私達は、入場を諦めました。
日本館も80分待ち、こちらも断念(でもその反面、やはり日本人としては嬉しかったですね、
やっぱり人気あるんだと思いましてね。炎天下、頑張っていらしたスタッフの方に
思わず「頑張って下さい」と声をかけてしまいました)。これらは、次回のお楽しみです。
広い地球、世の中にはま~だまだ知らないことが山ほどあります。
だから人生は面白い!