ソアーヴェの白ワイン、ペアーラソースをかけたボイルした肉料理、
ロミオとジュリエット物語の舞台、アリーナで開かれる夏の夜空の下のオペラ、
フーまだまだあるぞ。
ヴェローナはたくさんの魅力が詰まった世界遺産の街。
でも毎年1月のとある週末はガラッと様相が変わります。
今年も行ってまいりました、モーターサイクルの大イベントMBE2017(MOTOR BIKE EXPO)。
シチリア人のアクセント、ヴァレンティーナロッスィと同じ話し方、
あちらこちらからそれぞれのお国訛りが聞こえてきます。
イタリア全国は勿論、スロベニアドイツにイギリスなど
外国からのお客さんも加わって来場客でごったがえします。
バイクについては専門家におまかせして、私は違う目線で楽しみます。
“お代の金額は貴方がお決め下さい” と書かれた案内、
カットされたモルタデッラにピッツェッタ、ビールにコーラ?太っぱら過ぎます。
囲いはザクッと塗られた黒い壁、内装はノルディックなデザインを意識した灯りを取り入れて、
何だかソファーに座ってくつろぎたくなるようなブース。
世界中の男達を虜にするハーレーのブースはいつも黒山のような人だかり。
むか~し見たことのあるような錆びたブリキを壁にしたブースはヘルメット屋さん。
会場の雰囲気にピッタリマッチします。
「どうしてガソリンタンクがこんなに大きいの?」
「ラリーで使うバイクだからガソリンいっぱい詰めなきゃいけないんだ。」
とトークしている訳ではありませんが、正にラリー用のバイクだそうです、ヘェ~。
レース用の皮製のつなぎのディスプレー、腕と膝の曲がり具合が好きなんです。
おやつはクリームがタップリあふれんばかりのドーナツ。
ヴェローナがあるヴェネト州の観光局のブース。
確かにバイカー用のマップとかガイドブックが山積みです。
緊張感いっぱいのエキジビジョンは晴天の元、拍手大喝采。
晴天とは言っても1月、寒いのですよ。
それでも皆な外でビールを飲みながらパニーニやピアディーニをパクリ!
イタリアでおなじみのバイク雑誌も出展。
サーフボードをバイクにつけて海か、、、カッコイイなぁ。
去年は遊園地をイメージしたブース、今年はプロレスリングだ!
すごい発想!
言うまでもなく、ここは男性陣のメッカ!
今回私の心に一番グッと来たのがこのバイク、ポップなカラーリングといい、
ちょっとかわったフォルムといい、何とも言えない味わいがあります。
ガソリンタンク部分が長いのでハンドルに手が届くかなあ、、、そんな心配は無用か。
免許持っていないもの。